



松徳硝子
村松邦男 社長
ガラスとは思えない軽さで、飲み物の冷たさがダイレクトに伝わる…そんな心地よい飲み口で高い評判を得ているのが、厚さ僅か0.9ミリのグラス、「うすはり」です。飲み口の良さに加えて、その姿の美しさから飲料のコマーシャルなどでも度々使われる「うすはり」。それは、東京の下町、錦糸町にある小さなガラス工場、松徳硝子でつくられています。
工場にはおよそ1400度に熱せられた窯が鎮座。今夏のような猛暑にあっては、一際過酷な環境の中で、熟練の職人達がガラスを吹いています。松徳硝子は、もともと電球のガラス部品を製造していた会社で、その製造技法を生かし、オンリーワンの製品を追求した結果が「うすはり」でした。そして、この「うすはり」は、松徳硝子を経営危機からも救いました。低価格の海外製品や、安価なプラスチックなどに押され、6年前には工場をたたむことまで考えたという松徳硝子。老舗の硝子メーカーの救世主を生んだ匠にカメラが迫ります。
そして、起死回生を果たした松徳硝子は、次なる挑戦にも打って出ています。それは「e-glass」と命名されたオンリーワン製品。ある物質の再利用を実現し、日本で初めて「エコマーク」の認定を受けたグラスです。そのリサイクル原料とは?
次回のグローバルナビは、『独自の境地を行く下町のガラス工場、その匠の技とエコへの挑戦』がテーマ。ゲストは、松徳硝子の村松邦男社長です。