浅野太鼓楽器店
浅野昭利 専務
和太鼓は、能や雅楽などの伝統芸能のみならず、祭り、盆踊り、地域のイベントなどに欠かせない楽器です。しかも、パフォーマンスとしての和太鼓の地位を確立した和太鼓ブームは、いまもなお隆盛で、その力強い響きは海を越え世界にも轟いています。その和太鼓をつくって400年という老舗メーカーがあります。世界最古の打楽器メーカーとも言われる浅野太鼓楽器店です。
創業は1609年(慶長14年)。播磨の国の太鼓師・左衛門五郎が加賀藩の招請を受けて石川村(現在の白山市)に移ったのが始まりで、以来、この地で太鼓をつくり続けてきました。今も工房の匠達が、原木の伐り出しから皮の加工・漆塗り・革張り・仕上げまで一貫生産体制を頑に守り続けています。しかも、ただ伝統を守るだけではありません。和太鼓の継承に強い使命感を抱いていて、メーカーとしての役割を超えて和太鼓の魅力を広く伝える活動を積極的に展開。更には、楽器としての可能性を広げるべく、新しい音色の開発にも挑戦しています。
次回のグローバルナビは、和太鼓文化の担い手「浅野太鼓楽器店」を特集。ゲストは浅野昭利専務です。